Workshop

Intensive Robotic Workshop

SCHEDULE 2017/08/21 (月) - 2017/09/03 (日)
PRICE 150,000円
*受講料については詳細をご覧ください。学生割引あり。
PLACE 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス DFF-W MAP

ロボティクス × 建築をテーマにした2週間にわたるワークショップを開催!

デジタルファブリケーションの様々なツールが使われる中、その一つにロボットアームと呼ばれるマシンがあります。
普段は自動車の製造ラインなどで使用される産業用ロボットですが、今回のワークショップではロボットアームの先端にチェンソーを装着し、丸太材を使用してパヴィリオンの制作を行います。普通では幹の直径が小さすぎ、規格材として使用されない小径木を利用し、デジタルファブリケーションの柔軟性を利用して非規格材を使用しての建築のプロトタイピングを行います。


産業用ロボットを用いて、規格以外の価値を与えよう

本ワークショップは、産業用ロボットの加工技術の活用による、ヒノキと杉の未利用材に新しい素材としての価値を与えることを目標としています。日本では木材は古くから建材や家具の材料として使われてきました。その加工方法は長い歴史の技術の集積の上で多岐に渡ります。しかしながら、近代化の流れの中で工業化が進みこうした技術は採用されなくなり、伝統的な複雑な加工方法を再現できる職人不足という現状を生み出しました。今回のワークショップでは、産業ロボットの複雑な動きに対する精度や再現性の高さを利用し、今では加工の難しく市場価値が低かった未使用材を仕口や継手といった伝統的な加工技術から再解釈を試みます。林業と建築と先端技術における可能性を分野や所属の垣根を越えて試行し、知識を共有することで地産地消型の産業の新しいあり方について考えます。

東京の林業


東京に林業があることを皆さんはご存知でしょうか。今回は、(株)東京チェーンソーズのご協力を得て、東京都西多摩郡檜原村の木材を利用します。東京の西部にある檜原村は、都心からは想像もつかないほど美しく豊な自然に囲まれています。林業は、製品である木材の材料単価に対する輸送費が高く、地産地消型の産業モデルが必要とされています。木材を規格化せずに製品へとつなげる方法は、産業ロボットをはじめとする先端技術を用いて実現する可能性を大いに秘めています。
http://tokyo-chainsaws.jp/


Grasshopperとロボットアームでパヴィリオンをつくろう

今回のワークショップではKUKAという産業用ロボットを利用します。ロボットを制御するためのシミュレータに3DモデリングソフトのRhinoceros、そのプラグインのGrasshoppperを使用します。Grasshoppperというビジュアルコーディングを利用することで、ロボットを制御するためのKRLKUKA Robot Language)をD空間とロボットの動きを視覚的かつ直感的に扱うことが可能です。今回は、実寸大の成果物をつくることを目指し、丸太から構築物をつくります。ロボットによる丸太の加工方法、加工した後の木材の組み方、成果物である構築物の形状という3つの視点を統合的にデザインしていきます。素材、加工、デザインという3つの要素を相互に行き来しながらこれからの産業とデザインについて考えます。
https://www.kuka.com/


カリキュラム

チームで1つのパヴィリオンを制作します。
ワークショップの前半では、主にロボットアームのカリブレーションや試作を進め、後半ではパヴィリオンの制作を行います。

事前講習のみの参加も可能になる予定です。
別途イベントページを設けますので、続報をお待ちください。

IRA事前講習I : ロボット安全講習とカリブレーション

産業ロボットを使用するには事前に安全講習を受ける必要があります。ここでは、産業用ロボットに関する知識、産業用ロボットの教示等の作業に関する知識、関連法令を学びます。この学科教育とワークショップ内で行われる実技教育の両方を受けることが今回のワークショップ参加の必須条件とします。ここでは、KUKAの座標軸のシステムとカリブレーションについて学びます。

IRA事前講習Ⅱ : Grasshoppper + KUKA|prc 
グラスホッパーを使ってロボットを動かすための、コードを生成します。ここでは、ロボットを制御するシミュレーションをRhinoceros上で行います。KUKA|prcというGrasshopperのアドオンの使い方を主に説明します。

ワークショップ
パヴィリオンの制作へ向けて、デザイン、ファブリケーションを行います。短期集中プログラムになっており、事前講習で取得したスキルをもとにロボットを動かします。

*ロボットアームの使用可能時間は、上記以外にも特に12:00-13:00、16:45-18:00でメンテナンスが入り使用ができなくなります。その他の時間にもメンテナンスや研究室使用の関係で使用不可の時間が発生する場合があります。
*ワークショップの進捗によっては、ワークショップ時間以外にも作業が発生する場合があります。


成果発表会
ワークショップを通しての成果物を発表します。交流会を予定しています。

 

日程

8/12(土) 12:00~17:00 IRA事前講習I @FabCafe MTRL

8/13(日) 12:00~17:00 IRA事前講習Ⅱ @FabCafe MTRL

8/21(月) - 9/2(土) 10:00~16:30 ワークショップ @慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス DFF-W

9/3(日) 17:00~20:00 成果発表会 @慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス DFF-W
 

定員

ワークショップの定員は10名までとなります。
定員を上回る場合は選考となります。
*IRA事前講習Ⅱの定員は25名です。
※ワークショップ参加者の事前講習費用I、Ⅱは、ワークショップ参加費用に含まれ、参加は必須とします。

応募締め切り

8/3 24:00 (JST) 
 

参加費用(一般)

ワークショップ受講: 150000円
ワークショップ参加にあたる保険料: 3500円/人
IRA事前講習Ⅱ 単回受講:10000円/回

*ワークショップを受講する場合、IRA事前講習の費用が含まれます。


参加費用(学生)

ワークショップ受講: 50000円
IRA事前講習Ⅱは単回受講:5000円/回(予定)
ワークショップ参加にあたる保険料: 3500円

*ワークショップを受講する場合、その費用にはIRA事前講習の費用が含まれます。
 

ワークショップ参加条件

・Rhinoceros / Grasshopperの操作を十分理解している方
・英語での日常会話レベルのコミュニケーションが可能な方 (IRA事前講習のみの参加の場合、英会話能力は不要です)
・デジタルファブリケーションの基礎的な知識がある方
・Windows版のRhinoceros 5 および 最新版のGrasshopperが動作可能なノートPCを持参することのできる方*
*GrasshopperはMac版でもリリースされましたが、Grasshopperのプラグインには対応していないものが多く、動作が不安定な場合があることが報告されています。

・応募の際にポートフォリオサイトや作品が載っているサイトのリンクを添付して頂き、そちらを選考対象とさせていただきます。
 

IRA事前講習参加条件

・Rhinoceros / Grasshopperの操作の基礎を理解している方
・Rhinoceros, Grasshopperなどのソフトウェアやデジタルファブリケーションに興味があり、今後も継続的に実践を繰り返していける方
・Windows版のRhinoceros 5 および 最新版のGrasshopperが動作可能なノートPCを持参することのできる方*


持ち物

・Windows版のRhinoceros 5 および 最新版のGrasshopperがインストールされたノートPC
・マウス


講師紹介


Achilleas Xydis

スイス連邦工科大学チューリッヒ校で修士CAADコースを終えた後、 研究員として勤める。主に産業ロボットを活用した建築施工に関する研究に従事し、アルミから木材まで幅広い素材の加工の経験を持つ。

 


Yuko Ishizu

2009年に神戸大学工学部建築学設計専攻で大賞を受賞し卒業。同大学大学院進学中にワシントン大学へ交換留学を得て修士号を取得した後、2012年からスイス政府奨学生としてスイス連邦工科大学のCAADComputer Aided Architectural Designのコースを修了。2014年に堀川淳一郎と共にデザインユニットOrange Jelliesを結成。コンピュテーショナルデザインを軸に、プログラミングを用いたジオメトリデザインエンジニア、建築事務所や建設会社の3D形状デザイン、3D形状検証補佐として、フリーランスで活動中。


特別協力


Daiki Kanaoka

FabCafe Tokyo, ファブリケーションエンジニア。
英国マンチェスター大学で建築を学び、一時日本に帰国。2012年3月よりオープン直後のFabCafeに参加。
FabCafeで勤務する傍ら、2014年3月までnoiz architectsに在籍。コンピューテーショナルデザインや各種デジタルファブリケーションのマシンの操作、3Dモデリングを得意とする。


000lab

慶応大学湘南藤沢キャンパス 環境情報学部松川 昌平研究室。 建築設計、アルゴリズミック・デザイン、設計プロセス論を専門とする。
http://000lab.com/


東京チェーンソーズ

東京の西多摩地域で林業に従事する青木亮輔さんが率いる株式会社東京チェーンソーズ。東京という自然と街が近接する地域の特性を生かし、身近な林業として、都会と山の架け橋として様々な活動をしている。
http://tokyo-chainsaws.jp/

 

こんな人にオススメ

・3Dモデリングに興味がある
・Grasshopperをつかいこなしたい
・プロダクトデザインや建築に興味がある
・建築 x ロボティクスに興味がある
・ロボティックアームの使い方を覚えたい
・コンピューテーショナルデザインやアルゴリズミックデザインが気になる

[ Start in 23 days ]

2017/08/21 (月)
- 2017/09/03 (日)

詳細 ロボット × 林業 × デザイン をテーマに新しい素材とデザインの在り方を考えよう
参加費 150,000円
*受講料については詳細をご覧ください。学生割引あり。
場所 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス DFF-W MAP
定員 10

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス DFF-W

ADDRESS
神奈川県藤沢市遠藤5322
Kanagawa Fujisawa
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ACCESS
  • Train:小田急江ノ島線・相鉄いずみ野線・横浜市営地下鉄ブルーライン「湘南台」駅下車 西口よりバス「慶応大学」行き約15分「慶応大学」下車
TEL